入院のクロちゃんは2日連続で…“鼻血”に潜む病気のサイン

公開日: 更新日:

 最悪の場合、副鼻腔内のがんが疑われる。この場合、典型的な鼻血というより、「血液の混じった臭い鼻水」が度々出るという。

「内科的な病気では、糖尿病や高血圧です。血管が弱く切れやすく、健常者と比べて鼻血を起こしやすい。次に、血液をサラサラにする抗凝固薬を飲んでいるケース。さらに肝機能障害です。肝硬変の末期では血液を固める血小板の量が減り、鼻血が出やすくなる」(三木治院長)

 鼻血が出るほど肝硬変が進行していたら、手の両側が赤くなる手掌紅斑、男性でも乳房が大きくなる女性化乳房、白目が黄色い黄疸などの症状がある可能性が高い。

 クロちゃんは糖尿病以外に肝機能障害も発覚していた。鼻血を甘く見ない方がよさそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり