「苦しいが当たり前」ではない 長期管理薬で9割が発作抑制

公開日: 更新日:

 気管支喘息の症状は、喉がヒューヒューする喘鳴や咳、痰、息苦しさなどです。アレルギーで発症する「アトピー型」と、アレルギーが関係しない「非アトピー型」があります。

 喘息の治療は大きく進化しています。かつては喘息で狭くなった気道を拡張させる気管支拡張薬を使った治療が中心でした。

 ところが1990年代から、「吸入ステロイド薬」など長期管理薬を日頃から吸入して炎症を抑えて発作が起こらないようにし、発作時には「短時間作用型β2刺激薬」など発作治療薬を用いるようになりました。

 これは、症状がなくても気道で慢性的に炎症が起こっており、過敏性が増していることが喘息発作につながるからです。原因となる炎症を抑える治療に大きくシフトしたのです。

 さらに2009年、日本で初めての生物学的製剤が登場。「オマリズマブ」という薬で、アレルギー反応を引き起こすIgE抗体の働きを抑えます。従来の長期管理薬が効かなかった患者にも効果を発揮する、画期的な薬として注目を集めました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に