著者のコラム一覧
神崎浩孝医学博士、薬剤師

1980年、岡山県生まれ。岡山県立岡山一宮高校、岡山大学薬学部、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科卒。米ロサンゼルスの「Cedars-Sinai Medical Center」勤務を経て、2013年に岡山大学病院薬剤部に着任。患者の気持ちに寄り添う医療、根拠に基づく医療の推進に臨床と研究の両面からアプローチしている。

薬の副作用で精子が膀胱に逆流 不妊症の原因になる場合も

公開日: 更新日:

 ユリーフの副作用発現率は44.8%で、そのうちの約40%が逆行性射精です。つまり、ユリーフ服用者の5人に1人に起こるといえます。

 逆行性射精でもオルガスムスは得られますので、その直後に採取された尿サンプルに多量の精子が含まれていれば、逆行性射精と診断されます。

 逆行性射精は、陰茎から射出される精液量が減る、または、全く射出されなくなることで、不妊症の原因になる場合もあります。とはいえ、精液が膀胱に逆行することで2次的な病気になるケースはありませんし、体に害はありませんので、過度な心配は必要ありません。

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