スマホ使いすぎで口臭が…医師が解説する原因と“臭活法”

公開日: 更新日:

 口臭専門クリニックの中城歯科医院の中城基雄院長が言う。

「人の舌の上には舌苔(ぜったい)と呼ばれる白っぽい苔のような菌の塊がついています。通常は唾液の働きで菌が流され清潔に保たれますが、唾液が減ると不快なニオイの原因となるスカトールなどの悪臭成分が発生しやすくなる。その原因をつくっているのがスマホです。スマホを使うと、うつむき加減の姿勢が唾液腺を圧迫し、咀嚼(そしゃく)筋がこわばり、顔の緊張状態が続くなどの悪条件が重なり唾液の分泌が減る。これがスマホ口臭の発生要因です」

 ライフスタイルを反映した現代病と言うべきか。中城院長によると、具体的な「臭活」はこうだ。①泡タイプの歯磨きでケア②30分に1回は顎を上げて背伸びをして顔の筋肉をほぐす③舌を出して右回転・左回転を各12回して唾液の分泌を促す――。

 きょうから始めよう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々