風邪薬で眠くなりたくない…チェックポイントは1つだった

公開日: 更新日:

 椅子から転げ落ちそうなほどの眠気に襲われた…先日、日刊ゲンダイ記者が市販の風邪薬を飲んだ時のことだ。

「くしゃみ・鼻水・鼻詰まりに効く」と箱に書かれた、どのドラッグストアでも見かける風邪薬。「1回1錠」「1日1、2回」という用法・用量をきっちり守って飲んでいたのだが、強い眠気には参った。くしゃみは止まっても、これでは仕事にならない。

「その風邪薬には、古い世代の抗ヒスタミン剤が含まれていたのでしょう。副作用として、眠気が問題になります」

 そう話すのは、医学博士の米山公啓氏だ。風邪薬を飲んで眠くなりたくなければ、「抗ヒスタミン剤」をチェックすべきという米山氏にアドバイスしてもらった。

「風邪薬には、主に解熱剤と抗ヒスタミン剤が入っています。解熱剤は眠気の副作用はほぼありません。抗ヒスタミン剤は第1、第2、第3世代とあり、第1、第2世代は眠気の副作用が強く、第3世代は眠気の副作用が弱い。だから、第3世代の抗ヒスタミン剤の風邪薬を選ぶと、眠くなりにくいのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲