著者のコラム一覧
小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

40代半ばから腰痛が悪化…背後に隠れていた意外な原因とは

公開日: 更新日:

 更年期症状といえば、イライラ、うつ状態、発汗や顔の火照りなどのホットフラッシュを連想する方が多いと思います。しかし、実際の症状は、非常に多岐にわたっています。

 A子さんは若い頃から腰痛を頻繁に起こしていました。40代半ばあたりから頻度や程度が増し、時にギックリ腰を起こしたかと思うほど強い痛みに襲われることもありました。食事の皿を運ぶのも、テーブルに手をつかなければならないほどでありました。

 整形外科でレントゲン検査を受けたが異常なし。そんな時、メノポーズカウンセラーの話を聞く機会があり、「もしかして、これも更年期症状?」と思ったそうです。半信半疑のまま検査を受け、治療を開始すると、嘘のように腰痛が軽減しました。

 更年期障害には、主に「更年期のエストロゲン低下による要因」「環境的な要因」「本人の気質」といった3つの要因があります。

 老化が進むと卵巣機能が低下し、女性ホルモン、特にエストロゲン量の減少が始まります。エストロゲンには生殖機能作用のほかに、心血管系、自律神経系、脳機能、皮膚代謝、脂質代謝、骨代謝などの作用を持っています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」

  2. 2

    円安地獄で青天井の物価高…もう怪しくなってきた高市経済政策の薄っぺら

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  5. 5

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  1. 6

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  2. 7

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ

  3. 8

    “第二のガーシー”高岡蒼佑が次に矛先を向けかねない “宮崎あおいじゃない”女優の顔ぶれ

  4. 9

    二階俊博氏は引退、公明党も連立離脱…日中緊張でも高市政権に“パイプ役”不在の危うさ

  5. 10

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明