人生の最期をわが家で…みとり経験者が次も自宅を選ぶ理由

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 最期は自宅で過ごしたい――。こう思っていても、実際は病院で亡くなる人が圧倒的に多い。「望み」を「現実」に変えるには何を知っておくべきか?

 厚労省の「平成20年終末期医療に関する調査」によると、治る見込みがなくて死期が迫っている場合、最期までどこで過ごしたいかという質問に対し、「自宅で最期まで療養したい」「自宅で療養して、必要になれば緩和ケア病棟に入院したい」「自宅で療養して、必要になればそれまでの医療機関に入院したい」といった、何らかの形で自宅で過ごしたいと答えた人は約60%だった。

 ところが、自宅で最期まで療養できると思うかという質問に対しては、「実現可能である」という回答は、一般の人では6%と1割もいなかった。一方、医療福祉従事者では「実現可能」と答えた割合が一般の人より多く、医師は26%、看護師は37%、介護士は19%だった。

「みなさんに知っていただきたいのは、自宅で最期まで過ごせるということ。これを知らない人が少なくありません」

 こう話すのは、桜新町アーバンクリニック・遠矢純一郎院長。在宅医療担当の遠矢院長は、自身の母親を自宅でみとった経験を持つ。

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