人生の最期をわが家で…みとり経験者が次も自宅を選ぶ理由

公開日: 更新日:

「もし自宅近くに往診や訪問診療をしてくれる医療機関があるなら、たとえ一人暮らしでも、終末期を自宅で過ごすことは可能です。私たちが関わった患者さんやご家族からは、『(在宅医療について)こんな制度があるとは知らなかった』という声を聞きますし、在宅でみとりを経験された方からはその後、別のご家族の在宅医療を依頼されるケースが多いのです」(遠矢院長=以下同)

■まずは地域包括支援センターで情報の収集を

 老老介護が心配、という声もよく聞くが、制度やサービスを利用すると思っている以上に負担ではない。これまで在宅医療をした事例が身近になかったからハードルが高かったが、一度経験すると在宅医療の仕組みが見え、ぐっとハードルが下がるのではないかと、遠矢院長は指摘する。

 在宅医療を考えた時、最初は「地域包括支援センター」を頼るといい。高齢者への総合的な生活支援の窓口となる機関で、各自治体にある。

「『情報の処方』と表現しているのですが、こういう状態になったらこんな保険が下りる、こんな介護用品がある、こんなサービスを使えるなど、ニーズに合った情報を専門家から得られると在宅医療はやりやすくなります。しかし大抵はイチからやり始めるので、どんな情報があるか分からない。最初のとっかかりとして、地域包括支援センターが役立ちます」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網