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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

開始は9月 英国が子宮頸がんワクチンを男女接種にする意味

公開日: 更新日:

 性交渉の低年齢化で、子宮頚がんの発症のピークは30代。昨年4月、子宮頚がんであることを告白したタレントの川村りかさんは現在30代。子宮全摘手術のほか、抗がん剤と放射線治療を受けたそうです。

 ブログにはお子さんと元気に生活されている様子がつづられていますが、今や20代での発症も珍しくありません。若い方の悲劇は、家族の形に直結。米国では、2万3000人の女性と1万6000人の男性が毎年、HPV関連のがんと診断されていますから、英国の対応は英断です。

 日本では、機能性食品や器具が話題になるようにあちこちで“健康”が取り上げられますが、ほとんど美容やダイエットといったうわべの健康。本当の意味で健康を考えるなら、欧米の対応が理解できるはずです。

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