歩行の定義から逸脱「大股歩きは体にいい」は間違いだった

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 筋肉には、持久力に優れた遅筋と、瞬発的な力を出す速筋がある。高齢になると速筋が落ちて遅筋だけで生活するようになるため、これを是正するために、健康番組では、大股で歩く、腕を振るという内容を入れるようになったのでは、ということだが、本来は、歩く際にこんな大げさな動作をする必要はない。このような激しいウオーキングでは短時間で疲れて、歩くのをやめてしまう。田中氏は「健康のために歩くなら、小股で長時間、普通に散歩をするのが、一番いい」という。

【連載】100歳まで歩ける歩き方と靴選び

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