伊奈かっぺいさんは脳梗塞で「病気ネタがたくさんできた」

公開日: 更新日:

 脳梗塞といっても、本当に軽かったんだと思います。治療は血をサラサラにする点滴を3~4日だけ。その後は経過観察でトータル2週間の入院生活でした。楽しかったといったら不謹慎ですけど、有意義でしたよ。出てくる食事は全部イラストにしましたし、仕事としてカレンダー用のイラストも描き上げました。なにより“退院祝い”としてタオルを作ろうとなって、そのイラストも描いていましたからね。もちろん日課の絵はがきも欠かしませんでした。

 日課の絵はがきは私のライフワークで、4人の子供たち一人一人に毎日書いて送るのです。初めは地方に旅に行く間だけだったんですけど、それを10年続けた記念に「毎日にしよう」と宣言して、さらに11年が経ちました。トータル21年目ですから、赤ちゃんだった子供たちもみんな大きくなりましたけれど、今日もこのあと新幹線の中で4枚仕上げて投函しますよ。

 退院するとき、主治医に「私のろれつは大丈夫ですか?」と聞いたんです。そしたら「よかったですね。舌が2枚あって」と言うんです。私がおしゃべりなもんだから、「1枚残ってるから十分でしょう」と言われました(笑い)。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃