著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

コロナに有効か…世界の研究者がプラズマ治療の臨床実験

公開日: 更新日:

 ニューヨーク・マンハッタンのすぐ北にある街ニューロシェルは、国内で最も初期のクラスターができた場所です。ここで完治した若者たちがプラズマ治療のため、地元モンテフィオレ病院へ血液を提供。提供の条件は回復後2週間以上経った完治者で、中でも抗体の数が多い血液が利用されるとのことです。

 またこの治療を組織している「ナショナル・コビット19・回復期プラズマプロジェクト」では、サイトで世界に向けて血液提供者を広く募集。それに応えたのがNBAバスケットボール協会です。NBAでは複数の選手がウイルスに感染しニュースになりましたが、今回ボストン・セルティックスのマーカス・スマート選手ら完治した4人が血液を提供することになりました。

 実のところ、この治療の新型コロナウイルスに対する効果はまったく未知数とのことですが、もし成功すれば世界を救うことになると、期待は高まる一方です。

【写真特集】新型コロナ感染者増加で初の「緊急事態宣言」発令

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」