ホームや階段が怖い…岩義人さん語る「ナルコレプシー」の苦悩

公開日: 更新日:

 一番つらいのは「サボっている」とか「夜更かししてるんじゃないの?」と誤解されてしまうことです。もしも病気を理解してもらえない環境だったら本当に苦しいと思います。

 幸い、自分は周囲に恵まれて、病気がわかったことで改めて人の温かみを知ることができました。

 ルームシェアしている友人2人には「大変やったな」と迎え入れてもらいましたし、事務所も「これを個性として受け入れていこう」と、できる限りのフォローをしてくれています。

 ユーチューブを始めたのも、万が一寝てしまっても取り直しや編集ができて、自分のペースで発信できるという理由から、ルームメートが提案してくれたのです。今はそれに全力で取り組んで、機会があれば少しずつ俳優業もやっていけたらな、とは思っています。 病気になって変わったのは、とても「ビビリ」になったことです。いつどこで寝てしまうかわからないので、駅のホームや階段、横断歩道などが怖いのです。対処法もよくわかりません。ナルコレプシーを自覚してからまだ1年ですから、アドバイスがあれば欲しいくらいです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い