新型コロナの感染効率に関わる変異が世界中で起きつつある

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルスの弱毒化が始まったのではないかとの報道が一部で見られている。日本国内で感染者数が増えている割に、重症者や死亡者が増加していないためだ。

 残念ながらウイルスの弱毒化を決定づけるようなウイルス学的なデータは現時点では報告されていない。一般に知られているように、PCR検査数のキャパシティーが増大したことにより多くの感染者を見つけられるようになり、軽症・無症状の感染者も多く発見されるようになったこと、新型コロナウイルス感染症に対する治療法が以前よりも適切になったことが大きいのだろう。

 しかし、新型コロナウイルスのゲノムに生じた弱毒化に向けた変異をうかがわせる研究報告が世界中でなされている。その一端を紹介したい。

 新型コロナウイルスに生じた変異の中で、最も集中的に調べられているのは、コロナウイルスの名前の由来ともなった突起状の「王冠」のような形状のスパイク(S)タンパク質である。Sタンパク質がヒト細胞の受容体と相互作用して、細胞との膜融合、すなわちヒト細胞への侵入に関与する。したがって、Sタンパク質の変異(アミノ酸置換)は、新型コロナウイルスの感染効率の上昇や減少に関与する可能性がある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人2年連続V逸で再び始まる“見境なしの大補強”…床田、坂倉、吉田正尚に小園海斗まで照準

  2. 2

    伊藤沙莉「劇場版『虎に翼』」に興収30億円期待も…豪華キャスト再集結でなお残る“ひとつの不安”

  3. 3

    阪神に来オフ「藤川GM×赤星監督」の仰天プラン浮上! 球団初のリーグ連覇も指揮官交代へ

  4. 4

    「タンス預金2000万円」相続税はどうやってバレる? 税務署が追う“亡き親の出金”

  5. 5

    阪神が佐藤輝明のメジャー流出に備え“金満補強”か…吉田正尚、元MVPゴールドシュミットら浮上

  1. 6

    大谷翔平は90打席ぶり一発どころかPSで本塁打量産も…地区S初戦で見せた“復調サイン”

  2. 7

    【阪神】2026年 戦力外通告選手一覧

  3. 8

    “引退説”の巨人・坂本勇人は来季も現役続行か…「特に二塁打記録更新には強い意欲」の証言

  4. 9

    梅野隆太郎&糸原健斗は戦力外回避か? 気になる阪神ベテラン功労者2人の処遇

  5. 10

    簗農相にまだまだ醜聞続出か?「道路予算カット」暴言も反省ゼロ…臨時国会は大混乱必至

おすすめ求人情報

自動車部品/化学分析・研究開発・特許/車両部品製造メーカー/Excel
株式会社スタッフサービス 群馬県 太田市 正社員
月給22万5,000円~
貿易ソリューションのプロジェクトマネージャー/リーダー
株式会社電通総研 東京都 港区 正社員
月給47万1,266円~62万1,471円
肥料運搬/日勤のみ/土日祝休/大手グループ/40代まで男性活躍中
太陽肥料株式会社 千葉県 東庄町 正社員
月給18万3,000円
Sponsored by 求人ボックス