しゃべることもできず休職して…宮崎宣子さん語る顎関節症

公開日: 更新日:

 思えば、高校1年生でアナウンサーになろうと決意したときに歯の矯正をすると決めて、大学の推薦入学の内定をもらったと同時に奥歯4本を抜いて歯列矯正を始めました。その後、生えてきた親知らずも抜いたので、2年間で8本の抜歯です。そして、大学3年生で始まるテレビ局の面接までに歯並び優先で急ぎめの矯正をしたので、そのツケが回ってきたのかなぁと思いました。

 24時間、マウスピースをするとなるとアナウンサーの仕事はできません。事務作業をしながらフルで働く選択肢もありましたが、周りが仕事をしている中で、しゃべることもできずにアナウンス部にいるのは耐えられないと思い、休職することを選びました。

 当時、朝の生番組や全国放送のレギュラー番組、通販や深夜放送、ナレーションも特番も……と、たくさん仕事をさせていただいていて、自分を振り返る余裕がありませんでした。でもふと思うと、入社前に「やりたい」と思っていたことが全部達成できていて、その先が何も見えていなかったんです。「これは『この先、30代をどう生きるかを考えなさい』というサインだな」と受け止めました。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃