“ゴミ清掃員芸人”滝沢さん 簡単なはずの手術で心肺停止に…

公開日: 更新日:

 首の後ろの付け根あたりにボコッと盛り上がったものを感じたのは、4~5年前のことでした。押してみると適度な弾力があって特に痛みもない。「でっかいホクロかな」と思って妻に見てもらったら、「なんか白いのがある」というので町医者に行ったんです。すると「脂肪腫だと思いますが、一応、大きな病院で診てもらってください」と言われ、紹介状をもらって帰宅しました。

 脂肪腫は、脂肪細胞が増殖してできる良性腫瘍です。悪性の脂肪肉腫と似ているので正確には細胞を採って検査しないとわからないけれども、九分九厘が無害だと言われています。気づいたら左肩にもボコッと出現してたんですが、命に関わるようなものではないし、痛みもなく不都合もないので、「いつか病院に行くチャンスがあったら診てもらおう」といった感じで、病院には行きませんでした。

 そして去年、「ゴミ清掃員芸人」としてメディアで取り上げてもらうことが多くなったので、ちょっと身ぎれいに体の気になる部分を一掃しようと思って、銀歯とともに脂肪腫の除去にも取り組んだのです。

 大きな病院へ行くと、医師から「たぶん良性だと思いますが、手術しますか?」と聞かれました。「手術が必要ですか?」と聞き返したところ、「大きくなりますよ」と言われたので、「じゃ、来週で」と話がまとまったのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「二刀流」大谷翔平と「記録」にこだわったイチロー…天才2人の決定的な差異

  2. 2

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  3. 3

    元フジテレビ長谷川豊氏“危機管理のプロ”が古巣告発は禁じ手? 大反響の動画チャンネル行脚の裏事情

  4. 4

    2人の殿堂入りは確実…大谷翔平&イチロー「軌跡」にこれだけの酷似点

  5. 5

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  1. 6

    26億円投入のお台場巨大噴水事業が「フジ日枝案件」と露見…小池都知事による激怒と錯乱と珍答弁

  2. 7

    “かつての名門”武蔵の長期低落の深刻度…学習塾「鉄緑会」の指定校から外れたことも逆風に

  3. 8

    実にゆったりと楽そうに歌っている感じがする

  4. 9

    「(来季の去就は)マコト以外は全員白紙や!」星野監督が全員の前で放った言葉を意気に感じた

  5. 10

    岩井姉妹らツアールーキーたちを狙い撃ち? まるで嫌がらせ…米女子ゴルフの「厳しい洗礼」はトラウマ級