著者のコラム一覧
小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

妊娠してしまうかも…不安がセックスの時の痛みを招く

公開日: 更新日:

「妊娠してしまうかも」という不安があると、セックスが怖くなって力が入り、痛みが生じる場合があります。

 男性は、想像するのが難しいかもしれません。たとえば望んでいない妊娠を、病気のリスクに置き換えるとどうでしょう? 健康を害するセックスは怖いし、不安になるのではないでしょうか。

 妊娠の心配は、若い人だけの問題ではありません。閉経に向かう40代は月経周期が不安定。数カ月間月経が来ないから「もう閉経したかな」なんて思い、避妊なしでセックスしたら妊娠――といったケースも、少なからず耳にします。

 しかしもし、妊娠したかもしれないときに服用すると妊娠を回避できる緊急避妊薬が手軽に使えていたらどうでしょうか? 「アフターピル(緊急避妊薬)を必要とするすべての女性に届けたい! 緊急避妊薬のOTC(処方箋なしで、ドラッグストアで買える市販薬)化の運動」が10月現在、10万人を超える署名を集めています。

 OTC化が必要なのは、性行為から72時間以内に服用が必須だからです。現段階では医師の処方箋が必要で、どの婦人科にも緊急避妊薬があるわけではありません。土日に診察できる医療機関も少ない。せっかくの緊急避妊薬の役割を十分に果たせているとは言えません。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言