新型コロナ「軽症だったのに急に悪化して死亡」を防ぐ準備

公開日: 更新日:

 新型コロナウイルス対策で注目を集めているのが、「パルスオキシメーター」だ。昨年までは高額で気軽に手に入れられなかったが、今はネットで購入でき、値段はだいたい数千円だ。

 コロナでは、無症状や軽症だったのに、急に容体が急変して亡くなるケースが相次いで報告されている。パルスオキシメーターを手に入れておくことで、それを食い止められるかもしれない。

「パルスオキシメーターは、血液中(動脈)のヘモグロビンにくっつく酸素の割合を測定し、呼吸がうまくできているかどうかを調べる機械です」(国際医療福祉大学熱海病院検査部・〆谷直人部長=以下同)

 指先に挟むだけで測定でき、だれでも簡単に使える。「サチュレーションモニター」「経皮的酸素飽和度計」「血中酸素測定器」「SpO2測定器」という名称もあるが、いずれもパルスオキシメーターのことだ。

 コロナ関連のニュースで「酸素飽和度」という言葉がよく出てくる。この酸素飽和度が、パルスオキシメーターで測定できる「血液中のヘモグロビンにくっつく酸素の割合」になる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か