血管<上>循環器専門医が勧める内臓脂肪を減らす運動法2つ

公開日: 更新日:

【ドローイングのやり方】

①肩幅くらいに足を開いて立ち、お腹をリラックスさせる。②3秒くらいかけて鼻から息を吸い込み、お腹を膨らませる。③次に6秒くらいかけてゆっくりと口から息を吐きながら、お腹を思い切りへこませる。そしてさらに、お腹に力を入れながら2秒息を吐き、お腹をギュッとへこませる。④そのままお腹に力を入れ、お腹をへこませた状態をキープ。このとき息は止めないで、自然呼吸を続ける。30秒を目標に持続する。

 このドローイングは、体勢を変えると鍛えられる場所も変わる。両腕を上げて行うと、お腹の上の方の筋肉が鍛えられる。お腹をへこませた後に体を左や右にひねると、脇腹の筋肉が鍛えられる。

 内臓脂肪を減らすためには、体の表面にある筋肉だけでなく、体幹部にあるインナーマッスルも鍛えるとより効果的。それは背骨・骨盤・太ももの骨をつなぐ「腸腰筋」のトレーニングだ。

「腸腰筋を鍛えると骨盤が安定して体の歪みが取れ、姿勢がよくなります。すると立っていても座っていても、自然にお腹の筋肉に力が入るようになり、内臓脂肪が付きにくく、減りやすくなるのです。腸腰筋を鍛える運動で最も効果的なのは『もも上げ運動』です」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」