立ち上がるとめまいが…どのくらいの頻度で病院に行くべき?

公開日: 更新日:

「めまい」の背後には多様な疾患の可能性が隠れています。一般的なのは、座ったり寝ている状態から立ち上がった時に、血圧が急に下がり、めまいを起こす「起立性低血圧」でしょう。

 テレワークが普及し、一日中同じ姿勢で座っていると立ち上がった時に血圧が下がりやすく、脳に酸素が届かずにふらついてしまいます。

 また女性は男性の2・5倍めまいを起こしやすいといわれます。女性の方が月経や更年期障害、貧血とホルモンバランスが崩れやすい体質のためです。ストレスや睡眠不足も自律神経が乱れ、めまいの原因になります。

 立ち上がった時、頻繁にめまいを起こすようなら、かかりつけ医に相談しましょう。

 ただし、重病が隠れていることが疑われるようなら1回でも検査が必要なことがあります。その場合、めまいとほぼ同時にサインが表れます。大きく2つあり、浮遊性のめまいと回転性のめまいです。

 浮遊性のめまいがある時は、脳梗塞や脳出血をはじめ脳血管系の病気が引き起こしている可能性があります。立ち上がった時にふわふわしたり、くらくらします。同時期に頭痛が続いたり、手先がしびれたりしたら、すぐに病院にかかることをおすすめします。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」