著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

孤独と関係? LINEを頻繁に使っている高齢者は幸福感が高い

公開日: 更新日:

 ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の利用が心理的な健康面に悪い影響を及ぼす可能性を報告した研究データは少なくありません。とはいえ、SNSと言ってもさまざまな種類があり、利用している年齢層や背景も大きく異なっています。そのような中、SNSの利用頻度と心理的な健康状態の関連性を検討した研究論文が、科学と医学分野の国際誌である「プロスワン」に2021年3月3日付で掲載されました。

 この研究では東京都に在住している8576人が対象となりました。研究参加者に対してアンケート調査を行い、代表的なSNSである「LINE」「Facebook」「Twitter」「Instagram」の利用(メッセージや画像の投稿、もしくは確認)頻度と、幸福感、苦痛感、孤独感との統計的な関連性が検討されました。

 その結果、SNSの利用頻度と幸福感の関連性は年齢層ごとに異なることが分かりました。高齢層(65~97歳)ではLINEへの投稿や確認の頻度が高い人で、中年層(40~64歳)ではFacebookへの投稿頻度が高い人で、若年層(18~39歳)ではInstagramの確認頻度が高い人で、幸福感と関連していました。他方でTwitterへの投稿頻度が高いことは、中年層と高齢層で孤独感と、若年層と中年層で苦痛感と関連していました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に