ワクチン接種後の「心筋炎」は16~19歳の男性で特に目立つ

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 例えば、27歳の男性は3月12日にファイザー製ワクチンを接種、翌日に発熱し、同16日に心筋炎と急性冠症候群を発症した。ワクチンとの関連は「評価不能」とされたが、症状は「重い」とされた。この男性はその後、軽快となった。

 25歳の男性は4月6日、ファイザー製のワクチンを接種し、翌日に胸痛、発熱と共に心筋炎と心膜炎を発症。ワクチンとの関連は「あり」とされ、症状は「重い」と認定された。この男性は同8日に発熱は治まり、他もその後、軽快したという。

 心筋炎は、心臓の筋肉組織に炎症が起きる状態。さまざまなウイルスが原因になり得る。インフルエンザをはじめ、ワクチンでも起こることが報告されているが、ごくまれで多くが軽症とされる。

 実際、イスラエルでの新型コロナワクチンで心筋炎が起きる頻度は0・005%といわれており
かなり少ない。しかも、イスラエル保健省が言っているのは可能性の話であり、米国のCDCも関係性を明確にしていない。

 都内の開業医が言う。

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