ワクチン接種後の「心筋炎」は16~19歳の男性で特に目立つ

公開日: 更新日:

 例えば、27歳の男性は3月12日にファイザー製ワクチンを接種、翌日に発熱し、同16日に心筋炎と急性冠症候群を発症した。ワクチンとの関連は「評価不能」とされたが、症状は「重い」とされた。この男性はその後、軽快となった。

 25歳の男性は4月6日、ファイザー製のワクチンを接種し、翌日に胸痛、発熱と共に心筋炎と心膜炎を発症。ワクチンとの関連は「あり」とされ、症状は「重い」と認定された。この男性は同8日に発熱は治まり、他もその後、軽快したという。

 心筋炎は、心臓の筋肉組織に炎症が起きる状態。さまざまなウイルスが原因になり得る。インフルエンザをはじめ、ワクチンでも起こることが報告されているが、ごくまれで多くが軽症とされる。

 実際、イスラエルでの新型コロナワクチンで心筋炎が起きる頻度は0・005%といわれており
かなり少ない。しかも、イスラエル保健省が言っているのは可能性の話であり、米国のCDCも関係性を明確にしていない。

 都内の開業医が言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ