コロナワクチン接種で「不正出血」が起こる? 専門家に聞いた

公開日: 更新日:

 不正出血を起こす病気は複数ある。子宮頚がん、子宮体がん、子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮内膜増殖症、甲状腺機能異常、女性ホルモン異常、排卵障害などだ。

「子宮頚がん検診をこの2年受けていないようなら、不正出血が1度だけでも、1カ月以内に治っても、念のために検診を受けることを強くお勧めします」

 20代でも、閉経していても、子宮頚がんワクチンを過去に打っている人も、同様だ。実際、子宮頚がんは、不正出血がきっかけで発見されることが結構ある。子宮頚がんは30~50代の女性に多いがんで、性行為の回数が多い人、性行為のパートナーが多い人、喫煙者でリスクが高まるが、基本的には子宮があり、性行為の経験があるなら、誰でも発症する可能性がある。

 12歳以上のワクチン接種も始まっている。思春期で不正出血があった場合は、どうすればいい?

「思春期は女性ホルモンのバランスが崩れやすく、もともと不正出血が起こりやすい。出血量が多かったり、1週間以上続くなら婦人科に相談してください」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景