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青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

コロナワクチンの副反応 5~7割が「ノセボ効果」によるもの?

公開日: 更新日:

 臨床試験に参加した被験者のうち、2万2802人が新型コロナウイルスワクチンを、2万2578人がプラセボワクチンを接種していました。

 解析の結果、プラセボワクチンを接種したにもかかわらず、何らかの副反応を報告した人は、初回の接種で35.2%、2回目の接種で31.8%でした。この頻度をもとに新型コロナウイルスワクチンによるノセボ効果の影響を検討したところ、新型コロナウイルスワクチンによる全ての副反応のうち、初回の接種で76%、2回目の接種で52%がノセボ効果に相当すると見積もられました。

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