著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

眼瞼下垂で手術を検討している人へ…これだけは伝えたいアドバイス

公開日: 更新日:

 後天性眼瞼下垂(がんけんかすい)の治療として行われることもある術式、「眉下切開」の話を続けたいと思います。

 眉下切開は、眉のすぐ下を切開して、上まぶたの余分な皮膚や脂肪を切除し縫い合わせる方法。「眉下リフト」という呼び方をする美容外科クリニックもあるようです。加齢によってゆるんだ眼瞼挙筋の処置をしない場合がほとんどですが、上まぶたが持ち上がるので視野は広くなります。

 眉下切開を希望する患者さんが気にするのは「傷痕が目立つのではないか」ということ。この手術では、眉毛の下のラインや眉毛の内側に沿って切開を行います。そのため、傷痕は目立ちにくいことが大半です。初期の眼瞼下垂の方を対象にした術式で、自由診療で行う場合が多い。金額に幅はありますが、だいたい30万~50万円が相場でしょうか。

 眼瞼下垂による頭痛肩こりに悩み、眉下切開を受けた知人の女性から「眼科医としては、眼瞼下垂の治療としての眉下切開には反対なんでしょう?」と尋ねられたことがあります。ちなみに彼女は形成外科で眉下切開の手術を受けたと話していました。

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