糖尿病網膜症(2)治療法はレーザーや手術から注射へ

公開日: 更新日:

 前回、失明リスクの高い「糖尿病網膜症」への注意を促した。今回はその治療法について自由が丘清澤眼科の清澤源弘院長に聞いた。

「この病気が厄介なのは、無症状で進行することです。視力低下や視野が狭まる、視界が暗くなるなどの症状を自覚したときには治療が困難な段階になっていることが少なくありません」

 そもそもなぜ糖尿病の人が目にダメージを受けるのかといえば、網膜で酸素と栄養が不足するからだ。

「眼底には眼球を内側で覆っている網膜という組織があり、目の中に入ってくる外界の光を電気信号に変えて脳に伝える働きを担っています。私たちがものを見ることができるのはそのおかげです」

 その網膜には視細胞が密集しており、それに酸素や栄養を送るために多くの血管が集まっている。糖尿病になると血糖値が上昇し、網膜の血管が詰まったり破れたりする。

「その結果、出血によって視界が狭くなり、網膜に十分な栄養が届かなくなり、視力低下や最悪の場合は失明につながるというわけです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に