性感染症編(2)股間のかゆみの意外な原因 糖尿が進行して…

公開日: 更新日:

 汗ばむ季節になると股間のかゆみに悩む人が増える。その中には意外な病気が隠れている場合がある。皮膚が衰え、体の無理が病気となって表れがちな60代以降は股間のかゆみを甘く見ないことだ。「性感染症 プライベートゾーンの怖い医学」(角川新書)の著者で日本性感染症学会の功労会員でもある「プライベートケアクリニック東京」院長の尾上泰彦医師に聞いた。

 半年ほど前から股間のかゆみが出て、かきむしるほどにかゆみが増してしまった50代後半の男性。尾上医師が診察すると、股間はゴワゴワし、皮膚は茶色と赤色が混ざりあったような色をしていた。聞くとこの男性、妻とは10年以上もセックスレスで浮気も風俗店にも行ったことがない、とのこと。

「一般的に性感染症でかゆみが出るのは淋病や性器ヘルペス、クラミジア感染症、毛ジラミなどで、女性特有のものとしては腟カンジダ症、トリコモナス腟炎があります。この男性は性交渉がないとのことで性感染症ではないことが濃厚でした」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった