「合わないメガネ」が招く意外な弊害…疲れ目や肩凝りだけではない

公開日: 更新日:

 10月1日は「メガネの日」、10月10日は「目の愛護デー」であることをご存じだろうか。前者は日付が「1001」と表記でき、「1」をメガネのつる、「0」をレンズとみなすとメガネの形をしていることが理由。後者は日付の「1010」を横に倒すと眉と目の形になるからだという。この間を「目とメガネの旬間」と呼び、目の健康やメガネの大切さを呼びかけるイベントが行われる。そこで、あまり知られていない「合わないメガネの弊害」について「自由が丘清澤眼科」(東京都目黒区)の清澤源弘院長に聞いた。

「合わないメガネをしている人は想像以上に多く、来院患者全体の8~9割に及ぶという眼科医がいるほどです。診察中に出合う合わないメガネで多いのは、度が強すぎる、弱すぎる、左右の近視の度の違いを反映できていない、乱視が合っていない、などのメガネです」

 眼精疲労を訴えて来院した患者の中には、実は遠視なのに、間違って近視用メガネを作らされていた人もいたという。

「緊張して調節力が強く働いた状態で自動屈折計が打ち出した屈折値を基に店でメガネを作成したものの、私が点眼薬を使って目の緊張を解いてみたら実は遠視だったというケースです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 4

    大山悠輔に続き石川柊太にも逃げられ…巨人がFA市場で嫌われる「まさかの理由」をFA当事者が明かす

  5. 5

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 8

    どうなる?「トリガー条項」…ガソリン補助金で6兆円も投じながら5000億円の税収減に難色の意味不明

  4. 9

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 10

    タイでマッサージ施術後の死亡者が相次ぐ…日本の整体やカイロプラクティック、リラクゼーションは大丈夫か?