著者のコラム一覧
森下友雄日本医学柔整鍼灸専門学校専任教員

日本柔道整復接骨医学会所属。講道館柔道4段。

「スマホ首」改善にお勧めのセルフケアを柔道整復師が指南

公開日: 更新日:

 柔道整復は長い歴史を持つ医術で、東洋医学に分類されます。

 これを行う柔道整復師は、国家資格の専門職。病院や接骨院、整骨院などに所属し、骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷などの損傷に対し、「整復・固定・後療法」などの手技を施し、人間の持つ自然治癒力を最大限発揮させます。

 最近では病院や接骨院だけでなく、スポーツ選手のトレーナーとして練習や試合に帯同したり、高齢者に対するヘルスケアをする方も増えており、今後もさらに多様化する社会のニーズに対応できる医療資格といえるでしょう。

 そんな柔道整復の施術で改善効果が期待できるもののひとつに、最近耳にする「スマホ首」があります。これは毎日のようにパソコンやスマートフォンを使用することで首まわりに起こるさまざまなトラブルを指します。

 そこでそんな「スマホ首」にお勧めのセルフケアをお教えしましょう。

 上を向く動きに違和感を覚えた場合は、壁に背中と頭をつけてまっすぐ立ちます。この時に肩を開き、力まず良い姿勢を取ります。そのまま半歩前に出ます。そして顎を引きながら視線が30度くらいになるまでゆっくりと顔を上げます。その後は顎を引く意識を緩めて上を向き、ゆっくりと戻します。まずは3~5回を目安にやってみましょう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々