著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【びわ】カロテノイドが豊富で肌を整えむくみ対策に役立つ

公開日: 更新日:

 びわは初夏を代表する果物のひとつで、日本では古くから親しまれてきました。かつて給食で出ていた地域もあるので懐かしく感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。原産地は中国とされ、奈良時代以前に渡来したという説があります。葉が薬用として使われてきた歴史も長く、「びわの木があると病人が出る」という言い伝えは、薬を求めて人が集まったことに由来する、とも言われてきました。

 主な産地は長崎、千葉、鹿児島など温暖な地域に限られ、出荷時期も5~6月。果物の中でも特に旬が短いです。

 びわの最大の魅力は、鮮やかなオレンジ色のもとであるカロテノイドです。100グラムあたりβ-カロテン510マイクログラム、β-クリプトキサンチン600マイクログラムと、果物の中ではトップクラス! なかでもβ-クリプトキサンチンは温州みかんに多いことで知られていますが、びわも負けていません。

 この成分は体内でビタミンAに変換されて粘膜や肌を整えるほか、骨を壊す破骨細胞の働きを抑え、骨をつくる骨芽細胞を促す作用が報告されています。

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