あなたのドライアイ治療法は大丈夫? 日本眼科学会がガイドライン発表

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 目がかゆい、充血している、ショボショボ、ごろごろして痛い、涙が止まらない--。スギ花粉が大量に飛び始めるこの時季に多い目の症状だが、だからといって花粉症と決めつけるのはまだ早い。それはドライアイかもしれないし、花粉症とドライアイを併発したせいかもしれない。仮にドライアイだとした場合でも問題点は、ドライアイの治療法が眼科医によってマチマチであること。そんななか、「マイボーム腺機能不全」のガイドラインとなるものが日本眼科学会から発表されたという。マイボーム腺機能不全は涙液分泌低下症と並ぶ重要なドライアイの直接的な原因。自由が丘清澤眼科の清澤源弘院長に聞いた。

「ドライアイは日本の患者数が2000万~3000万人と推定されるほど多い、目の国民病です。角膜を保護している涙の量が不足していたり、その質が変わることで、目表面全体に涙がいきわたらなくなり、目が乾いてゴミや細菌やウイルスがたやすく目の表面を傷つけてしまったり、また視力低下も起こします。ホルモンの影響やコンタクトレンズの装着率が女性の方が高いこともあってか、ドライアイは比較的、男性より女性の方が多いといわれています」

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