あなたのドライアイ治療法は大丈夫? 日本眼科学会がガイドライン発表

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 ドライアイはコンタクトをしている人、パソコンやスマホなどを長く凝視している人、運転する人、エアコンの部屋に長時間いる人、高齢者らがなりやすいことが知られている。一方、この季節の花粉症はスギやヒノキなどの花粉に対するアレルギーの体質を持っている人に起きることがわかっている。花粉症による目の症状はアレルギー性結膜炎と呼ばれるもので、花粉などに反応して結膜に炎症が起きるものだからだ。

「ですから、毎年決まっていまの時季にのみ、目がかゆい、充血する人は花粉症の疑いが強いのですが、そのなかには季節にかかわらず、前述の症状に加えて、目がショボショボごろごろして痛いなどの症状がある人がいる。花粉症疑いの人でも眼科に行く場合はドライアイも診てもらった方がいいかもしれません」

■「強く推奨」は1つのみ

 ではドライアイが疑われる人はどのような治療をしたらいいのか? 鍵を握るのはまぶたの内側から涙の表面に油分のある涙を分泌して油膜を生成し、涙の蒸発を抑えている、マイボーム腺と呼ばれる小器官だ。

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