著者のコラム一覧
清水俊彦東京女子医大脳神経外科客員教授

東京女子医大脳神経外科客員教授。「汐留シティセンターセントラルクリニック」の頭痛外来には全国から患者が訪れる。

偏頭痛や群発頭痛に悩んでいるなら帯状疱疹ワクチンの検討を

公開日: 更新日:

 片頭痛と群発頭痛に悩まされているという患者さんにも、このワクチンの接種を一度検討してみてほしいと話しています。

 なぜならば、前回お話ししたように帯状疱疹ウイルスは片頭痛や群発頭痛の重症化リスクや発症率を上昇させることが、近年の研究でわかってきているからです。

 たとえば群発頭痛の発作が起こったときに帯状疱疹の治療で用いる抗ウイルス薬を5日間投与すると、群発頭痛が軽減。発作期間も短くなることが報告されています。発症時に帯状疱疹ウイルスが体内で活性化しているということですね。

 さらに帯状疱疹ウイルスは、顔面神経麻痺や片側眼瞼けいれんなど頭痛以外の病気のリスクも上げます。

 今年6月、これまで50歳以上が接種対象だった帯状疱疹ワクチンが、「帯状疱疹にかかるリスクが高いと考えられる18歳以上」という適応項目が追加承認されました。現在、若年で帯状疱疹を発症する人が増えているからです。

 帯状疱疹は加齢が発症要因のひとつ。そのため、50歳を超えると患者数が急激に増えます。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    バナナマン日村勇紀の幸せ休養生活 “愛妻”神田愛花アナとのベッドからは唐揚げがポロリ!

  2. 2

    中日次期監督に工藤公康氏が選ばれて、桑田真澄氏が落選したワケ…元SBコーチ「工藤野球」の正体明かす

  3. 3

    お疲れさま外務省…中国の「高市早苗」呼び捨てに抗議、せっかくの“対話サイン”にイキリ返し広がるア然

  4. 4

    長嶋茂雄監督のことを「好きなわけない」とキッパリ “空白の一日”から4年後の本音を語った選手

  5. 5

    簗農相「予算カット」発言で狙い撃ちされた自治体でうじゃうじゃ沸き立つ“ヤナ評判”

  1. 6

    買収上手のドン・キホーテが今度はトイザらスを取得 創業者で現会長・安田隆夫氏の後継者は?

  2. 7

    個人情報保護法を改悪強行した高市政権「自分の情報は自分で守れ」の支離滅裂

  3. 8

    timelesz会見で注目された篠塚大輝の成長 アンチも認めた“完璧な”振る舞い

  4. 9

    参院立ち往生で簗農相ジ・エンド…「知恵袋のやなちゃん」辞任第1号秒読み

  5. 10

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

おすすめ求人情報

Sponsored by 求人ボックス