意識していないのに…突然、体がビクッとなるのは病気?

公開日: 更新日:

 電車などでうたた寝している時に突然ビクッとなることがあります。これは「ジャーキング」という現象で、入眠時に無意識に体が動いてしまう生理現象です。

 一方、体が起きているのにビクッとなるのは、ほとんどが筋肉疲労による筋肉の痙攣が原因です。激しいスポーツをした後やずっと同じ体勢で座っていて筋肉が固まった状態になるときに起こりやすい現象です。

 このような現象が起きているときの筋肉の動きは、脳の神経伝達がうまくいかずに意思とは無関係に体が動いてしまう「不随意運動」の一種です。「ジャーキング」は「入眠時ミオクローヌス」とも呼ばれますが、「ミオクローヌス」はさまざまな病気でも起こることがあります。

 睡眠時以外のミオクローヌスは、てんかん、アルツハイマー型認知症などの病気が原因であるケースが考えられます。認知症では、筋肉の異常な緊張やぴくつき、痙攣発作が起こることがあるのです。

 また、栄養の偏りや腎不全など、ミネラルバランスが崩れることで筋肉の異常興奮につながり、ミオクローヌスが起こるケースも考えられます。気になる症状が続くようであれば病院にかかりましょう。

▼今野裕之(こんの・ひろゆき) 順天堂大学大学院卒業。慶応義塾大学病院、日本大学医学部付属板橋病院、西東京市役所精神科産業医などを経て、現在、医療法人社団TLC医療会「ブレインケアクリニック」の名誉院長。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    医学部に進学した息子のために老後破産したエリートサラリーマンの懺悔

  2. 2

    株主82万人に拡大も…前澤友作氏「カブ&ピース」のビジネスモデルは法規制に大きく左右される

  3. 3

    休養中の菊池風磨「timelesz」5月ライブは不在…チケット"取れすぎ"が危ぶまれるグループ人気と「激痩せ」と「占い」

  4. 4

    高市首相が国政初挑戦の1992年に漏らした「女を武器に」の原点 投開票日の夜に“チョメチョメ”告白の仰天

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    timelesz菊池風磨「活動休止」のウラ…“働きすぎ”の指摘と冠番組「タイムレスマン」低迷との関連

  2. 7

    ひろゆき氏も"参戦" 「タモリつまらない」論争に擁護派が続出する“老害化とは無縁’の精神

  3. 8

    高市首相「嘘つき政治家人生」のルーツを発掘! 34年前に自ら堂々と「経歴詐称」を認めていた

  4. 9

    カブス今永昇太がサイ・ヤング賞争いに参戦!大谷翔平、山本由伸を上回るリーグ屈指の数字

  5. 10

    「銀河の一票」野呂佳代と並ぶ注目株は56歳名脇役 “ガラさん”の存在感でブレークの予感