腹痛の原因は「腹の虫」? 戦国時代の医学書にも登場

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 朝晩の気温が下がる季節になり、急な冷え込みや寒暖差の疲れからお腹が痛くなる方もいるかと思います。でもその痛み、もしかしたらお腹の中の「腹の虫」が原因かもしれません。

 お腹の中には虫がいて、その虫が悪さをすることで病気にかかっている。昔はそんなふうに考えられていました。

 そのため「腹の虫がおさまらない」「腹の虫が鳴る」「虫の居所が悪い」「疳の虫」など、体の状態を表現するのに虫という言葉を使ったものがたくさんあります。

 人の体内に潜んで、病気を引き起こすと考えられていたこの虫は、現在は九州国立博物館に所蔵されている戦国時代の医学書「針聞書」に描かれているものが有名です。

 このおよそ450年前の同書に登場する虫たちは、みなさんが想像する昆虫のような虫とは違い、馬や牛、または岩が擬人化したような姿や毛むくじゃらといった想像上の生き物たちです。

 現代でいうところのゆるキャラのようにコミカルに描かれている虫たちは一見愛らしくも感じます。

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