映画コメンテーターの有村昆さん 白内障の手術を受けて感動したこと

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コンタクト着脱のわずらわしさから解放された

 それまでは、近視でコンタクトレンズを着ける毎日だったので、朝起きてすぐ視界がクリアなことには感動しました。コンタクトレンズを着けたり外したりするわずらわしさから解放されたことだけでも、手術をして本当によかったと思っています。地方に行くことも多いので、うっかり忘れたり、なくしたりすることを考えるとなおさらです。

 今は、白内障で眼内レンズを入れる手術は保険内診療になったので、片目6万円ほどでした。使い捨てコンタクトレンズの料金もバカになりませんから、そのコストを考えたら経済的にも悪くない選択です。若い人には視力矯正のために眼内レンズを入れる人が増えているようですけれど、視力矯正だと保険外なんですって。やることはまったく同じだから、白内障になった人は眼内レンズがおすすめです(笑)。

 私はフットワークが軽いほうなんですけれど、病院へ行くことをためらう人も多いでしょう。でもこれだけ医療制度が充実していて、医療の水準も高いので、先送りにしないで早めに受診したほうがいいですよ。白内障に関しては実体験として特にそう思いました。ただ、眼内レンズも35年ぐらいで濁るそうなので、私は70代でまたやるのかなと思います。

 3年前、個人的にいろいろありました。それまで仕事一辺倒で突っ走っていましたが、今は子供と向き合う時間も増えました。結果、少しでも清潔感のあるパパでいたいと思うようになりまして、シミ取りやマウスピース矯正(歯列矯正)などチャレンジしています(笑)。

 一応、表に出る仕事なので最低限の身だしなみは心がけていきたいと。そして健康を考えて、フィジカル的にもメンタル的にもいいことを取り入れようと思い、サウナや筋トレにも通っています。どうせオジサンなんですけど、子供を守るためにも私自身が健康であることが大事だなと。どこか壊れてからじゃなく、普段からのメンテナンスを意識すべきだと思い至りました。

 白内障の手術もこのマインドの一環です。コンタクトレンズのいらない世界は本当に便利です。 (聞き手=松永詠美子)

▽有村昆(ありむら・こん) 1976年、マレーシアで生まれ、6歳で日本に帰国して東京で育つ。大学卒業後、FMラジオのパーソナリティーとしてデビュー。長年、ラジオでの活動を続けている。そのほか雑誌やテレビなどで映画コメンテーターとして活躍しており、年間500本以上の映画を鑑賞している。

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