梅毒急増のなぜ(5)感染者の60%は性風俗以外…SNSが変えた「パパ活」と女性の性意識

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「気になるのは、若い女性の間で“結婚願望”が後退し、性行為に積極的な一部の若い女性の性行動の多様化が性感染症拡大につながっているのでは、と推測できる点です」

 たとえば結婚は、かつては女性の社会的・経済的ポジションをアップさせる「成り上がり婚」だったが、今はその逆の「成り下がり婚」も多い。結婚すれば、家計を助ける収入を求められ、家事も育児も介護も一方的に押し付けられる。ネット上にはその手の情報であふれていることから、「ならば結婚せず、性欲は結婚につながらない性行為で満たせばいい」と考える女性もいる。

 一方で、結婚しても性の意識は変化しているようだ。かつて発売された女性ファッション誌のアンケート調査で、「彼氏や夫以外に、セックスする相手(セフレ)がいる」と答えた女性(主に20代前半~30代)が約14%に上っていたことに仰天したが、いまその比率は増加していてもおかしくない。(つづく)

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