著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

屋外活動の時間を増やせば子どもの近視リスクが減少する

公開日: 更新日:

 それぞれの研究結果を統計学的に統合(メタ分析)した結果、介入から2年後における近視の発生率は、介入を行わなかったグループで26.7%だったのに対して、介入を行ったグループで22.5%でした。つまり、介入を行ったグループで近視の発生率が4.2ポイント低下し、この差は統計学的に有意であることに加え、実生活においても重要な差として定義された3ポイントを上回っていました。

 同様に、介入から3年後における近視の発生率は、その差が9.3ポイントまで拡大しました。

 論文著者らは、「屋外で過ごす時間を増やす長期的な取り組みは、子どもの近視の進行を減らす可能性がある。さらなる研究データを蓄積し、詳しく検討する必要がある」と結論しています。

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