歩いているとき急に腰痛と大腿に強い痛み…間欠性跛行も

公開日: 更新日:

「ちょうど4年前に腰が痛みしびれたので整形外科に診てもらったら、脊柱管狭窄症という診断。手術で症状が改善されたんですが、2年が過ぎたころ、歩いている時に急に腰痛と大腿側面の痛みが出てくるようになって、それからは日によって痛みが強い時と弱い時の繰り返しです」

 この患者さんは77歳の男性の方。痛みの強い時には足の運びが重く、歩き続けられないが、しばらく休むと歩けるようになる。いわゆる「間欠性跛行」もありました。

 当院を受診されるまで、パーソナルトレーニング、ストレッチ、脚ふくらはぎの温熱療法、人や他の哺乳類の胎盤から抽出したエキスを針入するプラセンタ(胎盤)注射、痛み止めの薬など、さまざまなことを試されたとのこと。

 さっそくMRI画像診断を行った結果、椎間板変性の膨隆とその他数カ所に椎間孔狭窄の様子がみられ、主病名は「脊柱管狭窄症」で副病名は「椎間板変性症」となりました。ご本人の希望もありセルゲル法を実施したところ、1カ月が過ぎたころには、痛みがやや軽減。ただ、治療前からあった腰の重たい感覚は消えず、特に左側に残っている様子でした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」