古谷彰子愛国学園短期大学准教授
早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門
【湯葉】大豆を凝縮した良質な植物性タンパク質源が 悪玉コレステロールを下げる
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摂取タイミングについて明確な最適時間は定められてはいませんが、タンパク質は朝に取ることで、日中の活動に必要な栄養補給や体内時計の調節に役立つことがわかっています。湯葉は消化が比較的穏やかなため、朝食に少量加えることで、無理なくタンパク質摂取量を増やすことができ、活動時間帯の栄養補給に活用しやすい食品といえるでしょう。
一方で、湯葉には脂質も含まれますが、その多くは大豆由来の不飽和脂肪酸です。夕食では動物性脂肪の多い主菜を控えたい場合の置き換え食材としてもおすすめ。満足感を保ちながら食事全体のバランスを整えやすくなります。少量でも満足感を得やすく、主菜や副菜に無理なく取り入れやすい湯葉。今日の食卓にいかが？
