血圧対策はピーナツと果汁100%ぶどうジュースで…専門医が推奨

公開日: 更新日:

 寒い季節は体の熱を保持しようと全身の血管が収縮する。冬に血圧が上がりやすいのはそのためだ。鍋など塩分量が多いものを食べる機会が増え、運動の機会が減って太りやすくなることも血圧上昇と関係している。高血圧動脈硬化を進行させ、脳卒中心筋梗塞などのリスク因子となる。日頃から血圧低下に努めたい。

 高血圧専門医の渡辺尚彦医師(日本歯科大学内科客員教授)は、「ミスター血圧」の異名を持つ。1987年8月から連続携帯型血圧計を装着し、24時間血圧を測定し続けているからだ。自らの体を張って何をすれば血圧が上がりやすくなり、また何をすれば下がりやすいのかを調べているわけだが、すぐにできる血圧対策として挙げるのが「ピーナツを食べる」。

 ピーナツには飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸がバランスよく含まれていて、血管を丈夫にし、悪玉コレステロールを下げる働きがあるといわれている。渡辺医師が“実験”してみたところ血圧が低下。試した患者さんでは3~4週間で平均8㎜/Hg下がったという。

 血圧のためにピーナツを食べる場合、ポイントがいくつかある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった