血圧対策はピーナツと果汁100%ぶどうジュースで…専門医が推奨

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 寒い季節は体の熱を保持しようと全身の血管が収縮する。冬に血圧が上がりやすいのはそのためだ。鍋など塩分量が多いものを食べる機会が増え、運動の機会が減って太りやすくなることも血圧上昇と関係している。高血圧動脈硬化を進行させ、脳卒中心筋梗塞などのリスク因子となる。日頃から血圧低下に努めたい。

 高血圧専門医の渡辺尚彦医師(日本歯科大学内科客員教授)は、「ミスター血圧」の異名を持つ。1987年8月から連続携帯型血圧計を装着し、24時間血圧を測定し続けているからだ。自らの体を張って何をすれば血圧が上がりやすくなり、また何をすれば下がりやすいのかを調べているわけだが、すぐにできる血圧対策として挙げるのが「ピーナツを食べる」。

 ピーナツには飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸がバランスよく含まれていて、血管を丈夫にし、悪玉コレステロールを下げる働きがあるといわれている。渡辺医師が“実験”してみたところ血圧が低下。試した患者さんでは3~4週間で平均8㎜/Hg下がったという。

 血圧のためにピーナツを食べる場合、ポイントがいくつかある。

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