(2)大量処方で42歳の息子が死亡退院…医師にすがるしかない家族の悲痛
12月7日、息子は歩けず看護師に支えられて出てくる。手にあざ。話の途中、様子がおかしくなり話しかけるが起きない。
13日、食べられない。ストローを支えて飲ませるが首が安定せず看護師が支える。右手がグローブのように腫れている。まるで人間でない。
病院から「母親が来ると悪化するので面会を減らしてほしい」と言われる。23日、久々の面会。クリスマスプレゼントを開けられない。お腹が膨らんでいる。だるそうで「寝る」と横になる。こんな状態は初めて。ショックで言葉にならない。
24日、病院から連絡、息子の意識レベルが下がっているという。治療できる病院に転院。29日、薬の影響で腸の運動が停止して排便困難になり腸閉塞となる「麻痺性イレウス」が悪化、急性肺炎で死亡と診断された。精神科病院に入院後、半年で亡くなってしまった。
カルテを取り寄せると、他の精神科医が目を疑うほどの量が処方されていたことが分かった。
12月の1日の量は、抗精神病薬6種40錠、抗不安薬3錠、抗てんかん薬2種15錠、抗うつ薬2種7錠、睡眠薬2種3錠で計68錠。薬が多いと起こる眼球上転や体内に虫がはっているような感覚の副作用の記載もあった。


















