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気鋭マーケッターが直言「『さとり世代』は“階層化”の落とし子です」

 酒を飲まない、車にも乗らない、海外旅行にも興味ない、彼女も欲しくない……。何事も“ほどほど”で満足し、悟りの境地に達したような今の若者たちを呼称する「さとり世代」という言葉が、盛んにメディアで取り上げられている。おじさん世代は「覇気がない」「やる気が見えない」「それで楽しいの?」と小言をいいたくなるが、そんな若者が増えているのが現実。日本は一体、どうなるのか……。先日、「さとり世代―盗んだバイクで走り出さない若者たち」を上梓。NHKや民放のニュース、情報番組に引っ張りだこの博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー、原田曜平氏(36)に話を聞いた。

「堅実で高望みしない若者たちを言い表す『さとり世代』ですが、結論からいえば『さとったふう世代』。だいたい、知識も経験も少ない若者が悟れるはずがありません。にもかかわらず、悟ったようにクールなのは、社会からそのような態度を強制されている側面が強いと思います。最大の要因は長引く不景気とソーシャルメディアの発達です。もし、今がバブル時代なら若者だってもっと楽しいことをしているに決まっていますよ。『さとり世代』は不景気の落とし子という見方もできます。でも、現実はソーシャルメディアで人間関係はがんじがらめ。村社会のように目立った行動はできません」

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