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【食品表示のホント】「養殖わかめ」は存在しないことになっている

 小売店で手に取ると分かりますが、「養殖」と記載されたわかめは存在しません。JAS法は、養殖した水産物に「養殖」と表記するよう義務づけています。一方で天然ものに「天然」と表記するかどうかは任意。養殖と書かれていなければ、すべて天然ということになります。

 では、わかめはすべて天然ものなのでしょうか。残念ながら、答えはノーです。

 JAS法が規定する「養殖」とは、出荷するまでに餌を与えた水産物のこと。海水中のプランクトンを摂取するわかめは、人工的に餌を与えられることはありません。よって養殖でも、「養殖」と表記する必要がない。おかげで表示上の「養殖わかめ」は存在しないことになります。必要がなければ、わざわざ「養殖」と表記する業者はいませんよね。わかめの養殖技術は1960年代後半に確立されています。以来、養殖ものの比率はどんどん高くなっているそうです。

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