クリントンNG、オランドOK 「大統領の不倫」欧米の“差”

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「フランス人って寛大だなぁ」と思った人もいるだろう。オランド大統領(59)の浮気騒動である。

 オランド氏は今月10日、芸能誌で女優ジュリー・ガイエ(41)との密会を暴露された。同氏はジャーナリストのバレリー・トリルベレールさん(48)と事実婚の関係にあるため、不倫密会である。ところが大騒ぎになるかと思ったら、さにあらず。フランスの有権者を対象にした調査では77%が「大統領の恋愛は彼自身の問題で、他人がとやかく言うものではない」と回答。非難する動きもない。なぜか。

 フランス留学経験がある明大講師の関修氏(心理学)は「過去に血を流したからです」と言う。

「フランス革命によってフランス人は民衆と王室の血を流し、自分たちの手で民主主義を勝ち取りました。こんなことは欧米諸国の歴史でもフランスだけです。フランスは民主主義維持のために一定のルールを設け、政教分離のように物事を分けて考えるようになったのです。だから公職と恋愛も別物と考える。大げさに言うと、成熟した大人の社会です」

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