介護で仕事失い行き詰まり…老親と共倒れしない生き方

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変わるサラリーマン生活

「今日はあなたの誕生日です。生まれ変わった気持ちで生きてください」
 今年3月、青森地裁の裁判官は被告の無職男性(62)をこう諭し、懲役3年、保護観察付き執行猶予4年を言い渡した。

 男性は昨年4月、認知症の母親(当時90)を練炭を使った一酸化炭素中毒で殺害しようとした。幸い母親の命に別条はなかったが、男性は殺人未遂罪に問われた。裁判で検察側は「生活保護を受給するなどの手段を尽くしていない」と主張し、弁護側は「母親の介護で勤めていた会社も解雇され、将来を悲観しての犯行」と情状酌量を求めていた。

 母親を捨てるのには抵抗があるが、介護疲れと失業で家族が崩壊してしまっては元も子もない。

■情で同居する限り、生活保護も受けられない

 全国介護者支援協議会の上原喜光理事長がこう言う。

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