油性でもサラッ 年間売上1億本「ジェットストリーム」秘話

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「国内外どの油性ボールペンを見ても溶剤の構成は一緒。だから誰もインクを変えるという発想を持たなかった。でも自分は素人。先入観なく行動できた」(市川氏)

 そして数十種の溶剤を組み合わせて実験を重ね、やがて行き着いたのが、顔料を用いること。以前はスタンプ台などの印章製品を開発していたため、これも自然な発想だった。もちろん、書き味を決めるのはインクだけじゃない。リフィル(インクを詰めるチューブ)の開発も試行錯誤。03年に海外でキャップ式を発売以降もノック式の開発は続き、最終的な試作品の数は1万を超えた。

 日本での発売は06年。以来、さまざま特徴を持った新機能アイテムを投入してきた。現在、品揃えは国内だけで120品以上にもなる。昨年は高級仕様の「ジェットストリーム プライム」を発売。高価格帯ながら売れに売れ、半年で年間販売目標の5億円に到達した。そして今年は6月にタッチペン搭載の「ジェットストリーム スタイラス」を発売し好評を得ている。

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