不二家「カントリーマアム」 “焼きたて”の美味しさへのこだわり
“外はサックリ、中はしっとり”でお馴染み、不二家のチョコチップクッキー「カントリーマアム」が好調だ。1984年発売のロングセラーブランドは近年、積極的な商品展開によりファン層を拡大。09年から毎年最高売り上げを更新中で、13年は約150億円を売り上げた。
30周年を迎えた今年は、5月に期間限定商品「凍らせておいしいカントリーマアム」を発売し大反響。完売の気配となっている。
カントリーマアムは、80年代初頭に人気を集めた、伝統的なアメリカの手作り風クッキーをヒントに誕生した。
「メーカーとしては後発であったことから、特徴を持たせるため、外側はサックリ層、内側はしっとり層の『二重構造』にして、中に『特製チョコチップ』を入れるという商品設計が出来上がった」(菓子事業本部の岡部桂子氏)