家計破綻が現実に 1ドル120円なら世帯損失額は7万円超

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 1ドル=120円時代が現実になりつつある。1日は一時、119円台に入った。

「115円を超えた11月中旬から、120円は時間の問題でした。近日中に大台を突破するでしょう」(市場関係者)

 安倍政権が発足した12年12月は85円水準だった。わずか2年弱で円安は35円も進んだことになる。率にして40%以上だ。

 この間、輸入品は高騰続きで、家計を直撃。総務省の「消費者物価指数」(9月)を見ると、それがよく分かる。ワインやチョコレートなど輸入品の多い分野は、前年同月比で2ケタの値上がりだ。1ドル=120円時代が到来すると、物価上昇はそんなものでは済まない。

 静岡大学名誉教授の土居英二氏が試算した「円安による物価上昇率」を参考に、実際の値上がり幅を算出してみた。安倍政権発足(12年12月)以前と比較すると、500円だったタコは694円、900円のエビは1277円、300円のチーズは406円に上昇だ(別表参照)。

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