新宿―富山11時間 北陸新幹線より楽しめる乗り継ぎバス旅

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 15年3月、いよいよ北陸新幹線が開業する。東京から金沢まで2時間28分。富山まで2時間8分と北陸がグンと近くなる。だが、先を急いで一気に目的地まで向かうだけの旅はなんだか味気ない。時代の流れに逆らえば、違う景色も見えてくる。「酒と温泉を楽しむ!『B級』山歩き」(光文社知恵の森文庫)の著者で“寄り道人生”をモットーとする山田稔氏が、乗り継ぎバスの富山旅に繰り出した。

 定番は東京駅発の深夜バスだが、体に負担の少ない日中移動のコースを発見!新宿西口の高速バスターミナルを朝7時に出る濃飛バス「飛騨高山行き」だ。12月某日に出発、中央高速はガラガラで快調に進む。

 雪化粧した南アルプスの峰々が目に飛び込んでくるのは、山梨県の釈迦堂PAを過ぎたあたりから。最高速度260キロの北陸新幹線と違い、時速80キロのバス旅。絶景をゆっくりと楽しめるのがいい。これ、醍醐味のひとつ。で、2時間も走れば、左手に甲斐駒ケ岳の峻嶮な姿が。なんだか新幹線車内のワゴン販売のコーヒーが恋しくなった。自宅から保温水筒に入れてきたお湯を注ぎ、即席カプチーノ。セルフだが、いれたて。エコ。節約。何事も気の持ちようである。

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